うつ病再発の危険因子とは?


うつ病は、約15人に1人の人が一生涯に一度かかると言われ、決して珍しい病気ではありません。

うつ病になっても正しい治療をすることで完治する人がいる一方、再発してしまう人も少なくありません。

うつ病再発の危険因子にはどんなものがあるのでしょうか。

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うつ病の再発率

うつ病は再発率の高い病気です。

その確率は最初の発症から10ヶ月以内では40%、5年以内では41~75%というデータがあります。

また、1回より2回、2回より3回かかった人の方が再発率が高くなり、繰り返せば繰り返すほど再発率が高くなります。

再発の危険因子となるもの

では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

一つはうつ病の原因にあります。

うつ病の多くはストレスに原因がありますが、ストレスに対する耐性や性格、長年の思考の癖などが深く関わって起こります。

治療により一旦うつ病の症状が良くなっても、性格や考え方は簡単には変わりません。

そのため、あらゆる環境が危険因子となり何かのきっかけでうつ病の症状が再度現れる事は当たり前とも言えます。

もう一つはうつ病が非常に曖昧な病気であるということです。

うつ病にははっきりした診断基準があるものの、その原因や発生機序については不明な点が多く、医師により診断や治療にばらつきがあることは否めません。

また、治療も投薬のみで、良くなったかどうかの判断は患者本人の主観的な訴えに頼らざるをえないというのが実情です。

そのため、本来ならまだ内服が必要であるにもかかわらず、投薬を終了したり、本人が勝手に内服をやめてしまうこともうつ病再発の危険因子になります。

うつ病の再発を防ぐには

うつ病は、脳がストレスに対して反応しやすい人がなりやすく、性格や思考の癖も大きく関係します。

これはある意味、体質であり、簡単に変えることはできません。

そのため、それまでと同じような仕事や人間関係を続けていると、その環境が、再発の危険因子になります。

また、薬で症状が安定してくると、内服を途中でやめてしまったり、周囲の人の無理解もうつ病の再発の危険因子になります。

うつ病の再発を防ぐには、自分を正しく理解し、それに見合った生活をすることが必要です。

そのためには薬に頼るのではなく、薬を上手に使いながら、自分に適した環境に身を置き、ストレスへの対処法を覚えるとしだいにストレスを感じにくい脳を育てることができます。

うつ病は完治が難しい側面もありますが、症状が落ち着いた状態をキープすることで、それまで同様に日常生活を送ることが可能です。

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