うつ病治療中にお酒を飲んではいけない理由とは?


近年、うつ病にかかる人の数は増加しており、100人に6~7人の人が一生涯に一度はうつ病にかかると言われています。

決して珍しい病気とはいえないうつ病ですが、うつ病治療中はお酒を飲んではいけないと言われています。

その理由についてご説明します。

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理由・うつ病の人はアルコール依存症を併発しやすい

アルコールは平常時に適量飲むのであれば、リラックスした時間をもたらしてくれますが、うつ病の時は不安な気持ちが強く、気持ちが落ち込むので、お酒を適量楽しむということができなくなります。

また、アルコール摂取による気分変動が大きくなりやすく、つい飲み過ぎる危険性が高くなります。

そのため、アルコール依存症を併発する可能性が高く、また、アルコール依存症の二次障害としてうつ病を発症することも珍しくありません。

アルコール依存症とうつ病が同時に発症している場合は、自殺する危険性が高まることが指摘されています。

理由・お酒は睡眠の妨げとなる

うつ病の症状の代表的なものとして睡眠障害が挙げられます。

寝る前のお酒は眠りにつきやすくしてくれるイメージがありますが、実際には眠りの質を低下させ、早期覚醒や中途覚醒の原因となります。

このような状態では、うつ病治療の原則である十分な休息がとれず、悪影響を及ぼします。

理由・うつ病治療薬とお酒を同時に飲むと危険

うつ病治療には、投薬治療が行われるのが一般的ですが、抗うつ剤はお酒と一緒に飲むと効果が増幅するという報告があります。

薬が効きすぎて不安定になったり、逆に薬の効果が十分得られなかったりします。

アルコールの代謝もうまくいかないため、体のだるさや落ち込みが続きます。

また、ほとんどのうつ病患者は睡眠障害を訴えますので、睡眠導入剤を服用していますが、お酒と睡眠剤は、どちらも長期間常用することで少しの量では効かなくなったり、依存性が高まることが知られています。

そのため、しだいに量が増えていき、アルコールと睡眠薬が相互に作用し増強することで、記憶障害や転倒のリスクが高まったり、時には呼吸抑制などの命に関わる症状が起こりかねません。

うつ病治療中にお酒を飲んではいけない理由は、治療に使う薬との相性の悪さや、アルコール依存症になりやすいこと、お酒が睡眠を阻害することが挙げられます。

うつ病にアルコール依存症を併発すると、うつ病の改善を難しくするだけでなく、再発のリスクを高めるため、うつ病治療中は禁酒することがすすめられます。

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