うつ病の保険加入時の告知義務について


保険に加入するときには健康状態を告知しなければなりません。

医療保険というと、ガンや心筋梗塞などの身体的な病気になった時の保障をイメージしやすいですが、うつ病のような精神疾患も当然告知対象になります。

うつ病の治療中や、過去にうつ病の病歴がある人の保険加入時の告知義務についてご説明します。

スポンサーリンク
mentalhelth-infoレクタングル大

保険加入時の一般的な告知義務とは

保険会社や保険の内容になって多少異なりますが、保険加入時に書く告知書の内容は大体次の通りです。

・最近3ヶ月以内に、医師の診断・検査・治療・投薬を受けたことがあるか。

・過去5年以内に継続して7日以上の入院または手術をしたことがあるか。

・過去5年以内に「保険会社が指定する病気・症状」で、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか

・過去5年以内に「保険会社が指定する病気・症状以外」で、医師の診察・検査・治療・投薬を開始してから直るまでの期間が7日以上になったことがあるか。

うつ病の告知義務について

上記の中で、うつ病は「保険会社が指定する病気」に該当します。

過去5年以内にうつ病と診断され、投薬治療を受けたことがある場合や、うつ病の診断名がつかなくても抑うつ状態により薬を内服した場合には告知義務が発生しますので、もしも告知しなかった場合には契約違反となり、契約後2年以内に告知義務違反が見つかった場合、その時点で保険契約を解除されます。

仮にうつ病の事実を隠して保険に加入できても、保険金請求の段階で病歴が調べられるので、告知が正しくなかった場合には契約自体が無効となり保険金は支払われません。

これはうつ病に限らず、他の病気にも当てはまりますが、特にうつ病などの精神疾患に対しては現状日本の医療保険への加入は難しいと言って良い状態です。

うつ病が完治した場合

ただし、過去にうつ病の既往があるからといって保険に入れないわけではありません。

上記の告知書で問われているのは過去5年以内のことです。

それ以前のことは報告する義務はありません。

うつ病が完治したと言われて、それ以降症状がなく通院も内服もしていないのであれば、5年以上前の既往について言う必要はありません。

しかし、例えば担当者に過去にうつ病の既往があることを話してしまった場合は、保険の加入は難しくなります。

5年以上前の病気についての申告は任意ですので、しなければならないというものではありませんが、うつ病などの精神疾患は他の疾患に比べ扱いが重く、何年前であっても既往があるという事実を保険会社側が知った時点で、保険の加入は難しくなると考えたほうが良いでしょう。

スポンサーリンク
mentalhelth-infoレクタングル大
mentalhelth-infoレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする