60代のうつ病の症状とは?


うつ病というと働き盛りの30~40代くらいの人がかかるイメージがありますが、実はそれだけではなく、60代でもうつ病にかかる人は数多くいます。

うつ病は一度症状が良くなっても、何度も繰り返す人が少なくなく、60代で初めてうつ病になる人もいれば、若い頃うつ病になった経験があり、60代になって、再度症状が出る人もいます。

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60代のうつ病の症状

60代以降の高齢者のうつ病の特徴は、頭痛やめまい、しびれや肩こり、吐き気、食欲不振、不眠など、身体症状の訴えが多いことです。

病院を受診して、このような症状を訴えても特に異常所見はないため、問題ないと言われますが、やはりすっきりせず、何か所も病院を訪れる人もいます。

もちろん、不安や抑うつ感、意欲の低下など、うつ病に典型的な精神症状も現れますが、体の不調に対する訴えが強く、気分の悪さは体の具合が悪いからだと考える傾向があります。

また、「ぼんやりしている」「やる気が起きない」「物忘れが多くなる」など、認知症と似た症状が出ることもあります。

このような症状は、他の疾患による場合や、内服薬によることもあり、うつ病との判別がつきにくいため、なかなかうつ病と気づかないケースもあります。

60代のうつ病の原因

60代というと高齢者と言われる範囲に入ってきます。

特に女性の場合、閉経後減少した女性ホルモンの減少がさらに進み、骨密度が低下します。

それに伴い関節の痛みや筋力低下など、足腰の弱りを自覚することが増え、加えて血圧の上昇や睡眠パターンの変化、白内障など次々に体の変化や不調が出てきて今後の健康についての不安が大きくなります。

また、退職に伴う生活の変化や、子供の独立や転居に伴う環境の変化などがきっかけとなり、うつ病になることもあります。

それまで仕事をバリバリこなしてきた人が退職後に自分の居場所を見つけられず、大きな喪失感を感じるのはある意味当然と言えます。

60代のうつ病の注意点

60代のうつ病は、身体的な症状を強く感じ、憂鬱な気分そのものはあまり目立たないのが特徴です。

退職や家庭環境の変化、病気や身体機能の衰えを自覚することがきっかけで起こりやすくなり、認知症の症状と似ているため、しばしば間違われることがあります。

60代のうつ病の症状は、このくらいの年ではよくあること、と思われがちなため、見過ごされることも多く、重症化してしまう可能性があります。

いつもと様子が違うと感じたら、早めに受診し、精神症状についても医師にはっきり伝えるようにしましょう。

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