ペットがうつ病患者に与える影響とは?

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時代が推移するにつれて職場環境も変化しており、それに伴って以前は少なかったうつ病患者を始めとした精神疾患を患う人の数は、年々増え続けています。

これは、人と人の繋がりが薄くなり、一人でいる時間が増えたことも一因であるとされています。

一昔前はうつ病患者などに対して、「気の持ちよう」などと精神論や根性論を説いていた人も多いですが、現在はある程度理解が進んで、企業でもうつ病患者をケアする取り組みをするようになりつつあります。

それでも決して充分とは言えず、中には本来うつ病患者であっても言い出せず、苦しんでいる人がいるのも事実です。

とは言え、私がこの文章を書いている間にも研究は行われており、様々なアプローチでうつ病患者を治療しようと試みています。

そして今回取り上げたいのは、アニマルテラピーと呼ばれる、ペットを飼うことでうつ病を改善しようと言う方法です。

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アニマルテラピーとは?

日本で言うアニマルテラピーとは、目的や医療従事者の有無によって、「動物介在療法」、「動物介在活動」、「動物介在教育」の三つに分けられます。

病院や老人ホームなどの一部の施設で導入されており、気晴らしやストレス発散を目的としていますが、それ以外での活動を見る機会はほとんどないと言って良いでしょう。

それに比べて海外での歴史は古く、うつ病だけではなく自閉症患者が乗馬療法やイルカ療法を保険適用になるほど、医療としての効果が認められているのです。

では、実際にペットを飼うことでどのような効果が期待出来るのかをご説明します。

まず単純に、ペットの可愛らしい姿を見るだけでも癒しの効果があります。

言うまでもないと思いますが、これは動物好きの人に限ります。

とは言え、アニマルテラピーに取り組むと言う時点で、動物嫌いではないと言う前提で話させて頂きます。

話を戻しますが、毛並みの柔らかいペットはその手触りや、そうでなくとも体温に触れることで、血圧を下げてリラックス出来ると言うことも心理学上有効とされています。

また、ペットの世話で朝起きる習慣が付くと、セロトニンと言う脳内物質が多く分泌されるようになります。

セロトニンは心のバランスを保ち、抗うつ剤に使用されるほどなのです。

そしてセロトニンは日中に太陽の光を浴びることで活性化されるので、ペットを飼うことで朝方の生活になるとその機会が増えると言うことです。

更に、散歩を必要とするペットの場合、軽い運動代わりになると言う利点も持ちます。

うつ病などの精神疾患にとって、ジョギングやウォーキングは効果的ですが、一人では中々続けられないこともあります。

そこでペットの散歩と言う目的が出来ると、一人のときよりも続け易くなります。

もう一つ大事な役割として、自殺を思い留まらせると言うモノがあります。

「自分がいなくなれば、この子はどうなるのだろう」。

そのように考えることが出来れば、一定の抑止力になるのは間違いないでしょう。

ペットを飼うデメリットは?

上記のように、うつ病患者がペットを飼うのは効果的ですが、デメリットもあります。

ペットを飼うと言うことは、その命を自分の手が握っていると言っても過言ではありません。

しかし、うつ病の症状が重い状態でペットの世話をするのは困難であり、結局他人任せにしてしまうことも少なくありません。

そう言ったときに、「自分はペットの世話も出来ない」などと、過度に落ち込んでしまう恐れがあるのです。

付け加えると、いつもは愛らしいと思っていたペットの行動を、症状が悪いときは疎ましく感じてしまいがちです。

普段は気にならない鳴き声などにも敏感に反応してしまうこともあります。

何より気を付けなければならないのは、ペットが他界するときです。

様々な問題をクリアしてペットを飼い続け、絆が深まれば深まるほどその相手を失ったときの反動は大きいです。

それによってうつ病が悪化する可能性がないとは、断言出来ないでしょう。

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