うつ病のイライラや八つ当たりは症状?家族や周囲の対処法のコツ


うつ病の人はわけもなくイライラした気分になり、感情をコントロールできずに家族に八つ当たりしてしまうという事がよくあります。

イライラはうつ病の治療が進んで、無気力状態を脱し始めた頃に起きる事が多いのですが、病気とはいえ八つ当たりされる家族は辛い思いをすることになります。

こうしたうつ病のイライラはどうして起きるのか、八つ当たりを受ける家族や周囲の人間はどう対処したらいいのかをまとめました。

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うつ病のイライラや八つ当たりは元気になってきたサイン?

うつ病の人がイライラしてしまう原因として、心の焦りがあげられます。

病気がなかなか良くならない焦り、仕事などに復帰できない焦り、これ以上家族や周囲に迷惑をかけたくないという焦りなど、うつ病の人が抱えている不安や焦りがイライラとなって表に現れてくるのです。

本来うつ病の人は、無気力で心のエネルギーが枯渇したような状態ですが、イライラというのは怒りの感情で、心のエネルギーをたくさん使うものです。

ですから、イライラを感じるという事はそれだけ心のエネルギーが戻ってきた証拠で、怒るだけの元気が出てきたととらえる事もできるのです。

実際に、イライラや八つ当たりはうつ病の治療が進んできた頃に多くみられます。

うつ病が良くなってきた兆しと前向きにとらえ、主治医のアドバイスを受けながら、この時期をうまく乗り切ることが大事です。

うつ病の八つ当たりは我慢すべき?家族の正しい対処の仕方とは

イライラした感情が抑えられない時には、そういった感情を紙に書いて吐き出してみる、運動などでエネルギーを発散させるなどの方法で、ある程度は発散させる事ができます。

では、うつ病患者の家族は、本人のイライラや八つ当たりに対して、どう対応したらいいのでしょうか。

基本的には、本人の気持ちに寄り添い、責めたり言い返したりしないようにします。

「自分はこんなに辛いんだ」と言われたら、「そうなの、辛いのね」と返すというように、どう返答したらいいか分からない時は、相手の言葉を繰り返して共感の気持ちを示すといいでしょう。

相手の良い所や、してもらって嬉しい事があったら、そうした感謝や嬉しい気持ちを日ごろから伝えるようにします。

ただし、「病気のせいだから」と我慢しているとストレスが溜まり、家族まで抑うつ状態になることがあります。

不眠・食欲不振・気分の落ち込みなどの症状が続く時には、早めに病院で診てもらいましょう。

八つ当たりで激しく非難されても、病気でイライラしているせいだと受け止め、決して自分の責任だとは思わないことが、心のバランスを崩さないためには大切です。

どうしても辛い時には、外出などで物理的に距離をおいて、気分転換することも必要です。

うつ病のイライラ、八つ当たりの原因と対処法まとめ

うつ病の人がイライラしたり家族や周囲に八つ当たりするのは、それだけ心にエネルギーが戻ってきた証拠で、うつ病が良くなってきた兆しだととらえる事ができます。

うつ病のイライラを解消したり、八つ当たりに対する家族や周囲の対処法は、次のようになります。

イライラ解消の対処法

・イライラする気持ちをノートに書いて吐き出す。

・運動をしてエネルギーを発散させる。

・元気になってきたサインとして前向きに受け止める。

家族や周囲の対処法

・本人の気持ちに寄り添い、責めたり言い返したりしない。

・良い部分に焦点を当て、感謝の気持ちを伝える。

・病気が原因と受け止め、非難されても自分が悪いと思わない。

・自分の精神状態や体調が悪いと感じたら、迷わず受診する。

・物理的に距離をおいて離れる。

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