大学生のうつ病の割合が増加と特徴


うつ病は中年期に発症することが多い病気ですが、最近は大学生にもうつ病にかかる人の割合が増えています。

これにはどんな背景があるのでしょうか。

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うつ病患者に占める大学生の割合

うつ病患者は性別による有意な差が見られ、男性より女性の割合が約2倍と、女性に多い病気です。

うつ病になりやすい年代として男性は30代から40代に多く、女性は30代から70代と幅広い年代でかかります。

大学生のうつ病患者ははっきりとした割合はわかりませんが、全体数から見た割合はそれほど多くはないようです。

しかし、従来のうつ病とは異なる新しいタイプのうつ病が指摘されるようになり、この新しいタイプのうつ病にかかる大学生が目立つようになっています。

大学生のうつ病の特徴

従来のうつ病は几帳面で勤勉な執着性格の人がなりやすいのに対し、大学生に多いうつ病は、逃避的で未熟な性格であるためになることが特徴です。

これらは大学生に限らず、若い年代の社会人にも見られ、新型うつや非定型うつと呼ばれています。

この年代のうつ病の特徴は、自己愛が強いと同時に、打たれ弱く自分の意向にそぐわないことをするだけで抑うつ状態に陥ることです。

何か問題があると自分ではなく周囲が悪いと考え、周りの人を責めながら抑うつ状態が深まっていきます。

うつ病になるといわゆる引きこもり状態になることが多く、家族と離れ一人暮しをしている場合などは日常生活がままならなくなることもあります。

大学生のうつ病の原因と対処法

大学生がうつ病になる原因として卒業論文が思うように進まないなど、学業についての悩みや就職活動がうまくいかないことに対するストレスなどが考えられます。

また、一人暮らしを始めるなど、大きな環境の変化や、親子関係の不和などが一因になることもあります。

このようなうつ病が増えた背景として少子化により過保護に育てられていることや、競争を好まず、ストレス耐性がないことなどが挙げられます。

一見すると怠けているだけのようにも見え、気付かれにくい面もありますが、長期間このような症状が続いた場合は、他の精神疾患の併発や、自殺の危険性も出てくるため、適切な治療を受けることが必要です。

このような新しいタイプのうつ病に対してはこれまでのものとは対処の仕方が異なり、ほどほどの痛みを経験しながら自分自身の心の弱さを受け入れ、少しずつ自信を持たせるような関わりが必要となります。

うつ病の治療には周囲の人の理解や協力が欠かせませんが、事態が深刻になる前に適切な対応をする必要があります。

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