強迫性障害と潜在意識の関係とは?


強迫性障害は、不安を生じる場面で、それを打ち消すために必要以上に何度も同じ行動をとってしまう、神経症の一つです。

強迫性障害の症状には、自分では意識することのできない潜在意識が深く関わっていると言われています。

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強迫性障害の症状

強迫性障害は、いくつか典型的な症状があります。

例えば、手洗い後も手の汚れが落ちきれておらず、自分が汚染されるのではないかと心配になり、手を洗うことをやめられない「洗浄強迫」がその代表的なものです。

自分の汚染を心配することを「強迫観念」といい、その解消のために手を洗うことを「強迫行為」と言います。

強迫性障害の症状ははこのように、強迫観念と強迫行為で成り立っています。

「汚れが残っているのではないか」という不安自体は、それほど見当違いなわけではありませんが、その不安が必要以上に強く、そのせいで手洗いをやめられないとなると、やはり問題です。

強迫性障害と潜在意識の関係

頭ではそんなことをするのは馬鹿げているとわかっていても、潜在意識の部分で間違った回路が繋がり、不適当な対応をしてしまうのが強迫性障害です。

潜在意識は自分で意識したり、変えることのできないもので、いわばコントロール不可能なものです。

自分の意思とは関係なく自動的に働く、困った癖のようなもの、とも言えます。

潜在意識は簡単に変えることはできませんが、正しい方法で根気強く矯正することで少しずつ変えることができます。

潜在意識を変える方法

このような潜在意識は、幼いことからの経験や思考に影響され出来上がったものです。

潜在意識を変えていくには、自分自身の心の癖をつかむ必要があります。

そうすることで、いわゆる認知の偏りを修正し、強迫性障害の改善につなげることができます。

これは認知行動療法と呼ばれ、強迫性障害だけでなく、うつ病や不安神経症などにも広く行われる代表的な心理療法です。

特に強迫性障害に対して行われる認知行動療法として、曝露反応妨害法があります。

これは、本来不安を解消するための行為が更に不安を募らせることに着目したもので、避けたり不快に感じる状況をわざと作り、何度もその状況に身を置くことで、恐れていた結果にならないことを学習させるものです。

これにより、強迫行為をしなくても不安を抑えられることがわかれば、少しずつ強迫行為をしなくなります。

強迫性障害を治すには潜在意識を変える必要があります。

そのためには認知行動療法、特に暴露反応妨害法が有効ですが、実施している医療機関が限られるのが問題と言えます。

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