強迫性障害の悪口を言われている気がする症状について


強迫性障害は、不安や不快を招く考えを抑えようとしても抑えきれず、気にし続けたり、それを打ち消すために、何度も同じ行為を繰り返してしまう精神疾患のひとつです。

強迫性障害の症状は様々で、時に人から悪口を言われているように感じることもあります。

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強迫性障害の症状

強迫性障害の症状には強迫観念と強迫行為があります。

強迫観念は、本人の意思に関係なく浮かぶ不安感や不快感を生じさせる観念で、普通の人から見るとそれほど心配する必要のないことが気になってしまうのが特徴です。

強迫行為は、強迫観念を打ち消すための行為で、それを止めると不快感や不安感が強くなるため、やめたくてもやめられません。

具体的には次のような行為や観念がよく見られます。

強迫性障害の特徴的な行為・観念

不潔恐怖・洗浄強迫

手の汚れが気になり手を洗い続けたり、電車のつり革やドアノブを触れないなどが代表的です。

潔癖症と言われることもあります。

確認強迫

家のガキやガスの元栓の閉め忘れ、電化製品のスイッチの切り忘れなどが気になり、何度も確認さずにはいられなくなります。

加害恐怖

自分の不注意で、他人に危害を加えるのではないかという不安や恐怖が抑えられなくなります。

刃物を見ると、それで人を傷つけてしまうのではないかと思ったり、赤ちゃんを見ると、自分が突然抱きかかえて放り投げるのではないか、といったような普段ありえないようなことを思い浮かべ不安になります。

被害恐怖

強迫性障害では幻覚はほとんどなく、悪口が実際に聞こえる事はありませんが、他人が悪口を言っているように感じる事はあり、自分以外のものによって自分に危害が及ぶことを異常に恐れます。

また、自分が目の前の人の悪口を言ってしまうのではないか、という不安を持つ場合もあります。

これは、どちらかというと加害恐怖にあたります。

もしも、悪口が実際に聞こえるようであれば、それは幻覚であり、他の疾患である可能性があります。

強迫性障害と似た症状が出る他の疾患

強迫観念や強迫行為は、うつ病や対人恐怖症、統合失調症、自閉症などでも見られます。

対人恐怖症では人の視線が気になったり、自分が人に嫌な思いをさせているのでは、という不安が付きまといます。

自閉症や統合失調症の人にも、強迫観念や強迫行為が見られますが、強迫性障害の人は、自分の行為が普通でないという自覚があるにもかかわらずそれがやめられないために、さらに苦しい思いをします。

また、強迫性障害の人はうつ病を併発しやすいと言われ、生真面目で完璧主義の人がうつ病になることで、強迫性障害の症状が現れることもあります。

強迫性障害が疑われるような症状があるときはなるべく早く精神科を受診するようにしましょう。

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